グルメな雑学

バターの代用品というイメージの強いマーガリンですが、カロリーが低くダイエットにいいということでバターをしのぐ人気がありますが。 このマーガリンは実は検証募集から生まれたものだといいます。 普仏戦争開戦前の1869年バター不足だったフランスでは国民は食生活に不便をきたしていました。そこでナポレオン3世は一計を案じ、バター の代用品を懸賞付きで国民から募集したそうです。 この応募で見事懸賞を獲得したのが化学者であるメージュ・ムーリエでした。彼は牛脂から軟質部分を分離してこれに牛乳を加えて乳化して、冷却 して、バターの類似品を作ることに成功しました。 マーガリンと名付けられたのはこれが真珠のように美しかったからで、ギリシャ語のマーがライト(真珠)をもじってマルガリンと名付けられました。 その後ヨーロッパ各国に広まり、アメリカでは特に売り上げを伸ばし今ではバターを上回る生産量に成っているそうです。 日本に初めて伝わったのは明治20年頃でオーストラリアからでした。その7年後横浜では山口八十八という人が類似品を作ったそうですがあまり 売れなかったそうです。しかしその後第二次世界大戦後、パン食が普及していくにつれて生産量が増して、今では欠かせない食品の一つになって います。 マーガリンはバターと同じくらい栄養価もカロリーもバターとほとんど差がないので、ダイエット目的ではあまり効果がないそうです。 しかし、植物性なのでコレステロールの濃度を下げてくれるので、中高年の動脈硬化の予防には効果はあるようです。
おでんのネタで人気なのががんもどきですが。漢字で書くと「雁擬」。”もどき”とは何何に似ているという意味です。したがってがんもどきとは雁の肉 に似せたものということになります。 カモとともに雁は野生の食用の鳥として昔から食べられてきました。あの淡白な味が格別だという食通もいます。 がんもどきの味も淡白です。主材は水気を切ってくずした豆腐、ギンナン、きくらげ、細かく刻んだニンジンを加えて、油で揚げたものだから淡白なの もうなずけます。 日本では古来から本物に似せて異なる材料を使って様々な食べ物が作られてきました。がんもどきはその代表的な食べ物だといえます。 そのほかのもどき食品には、魚の塩辛に似せて野鳥のはらわたをしようした”つぐみうるか”や、魚のコノシロを骨もろともに叩いてかも肉団子に似せた カモ叩き、豆腐の表面に塩をぬって乾燥させカツオ節の代用とした精進節などがあります。 これらの伝統的な”もどき食品”もがんもどきをのぞいては姿を消しつつあります。このことからも”がんもどき”はもどき食品の出世頭といえます。 現在ではタラのすり身を原材料としたカニ足肉やホタテ貝柱のほか、イミテーションキャビアなどコピー食品が多数出回っていますががんもどきの ように出世出来る商品が生まれるかどうかは味と値段にかかっているようです。
駅弁の人気はますます高まっています。全国のデパートで毎週のようにうまいもの展が開かれて各地の駅弁が飛ぶように売れています。 ところで、駅弁のルーツは明治18年7月16日、日本鉄道(今のJR東日本の東北本線)が大宮と宇都宮間に鉄道を開通させたときに、宇都宮 駅で売り出したのが最初だといいます。 中身はと言えば梅干し入りの黒ゴマを振りかけた握り飯2個にたくあんを付け竹の皮に包んだものであったそうで、値段は5銭だったそうです。 当時のそば1杯が8厘だったというから結構高かったといえます。 値段が高かったせいもあってか、あまり売れなかったそうですが、その後同年10月に信越線の横川駅、翌19年に高崎駅、さらに21年には東海道線の 国府津出来でそれぞれそれぞれ売り出されました。 また、今ではおなじみの、惣菜をいれた形の折詰弁当が売りだされたのは明治22年のことで、山陽鉄道(今の山陽本線)の姫路駅でのことでした。 今では様々な種類の駅弁が売られています。列車の旅には欠かせないものになっています。また、宅配する業者も現れているといいます。
レストランなどで、オードブルにキャビアが出ても「やっぱりキャビアはうまいな」などと言わない方がいいかもしれません。人造物のキャビアかもしれ ないからです。 カニカマなどコピー食品ははやっていますが、本物と見分けが付きにくいのがイミテーションキャビアです。 キャビアは世界三大珍味の一つですがその美味で知られています。製造方法は、チョウザメの卵の卵巣を手でもみながら卵殻をはずして、卵粒を ばらばらに離して塩漬けにして成熟させたものです。 生産量が少なく、そのため値段がとても高価になっています。庶民にはとてもじゃないが手が出ません。よって偽物の登場というわけです。 人造キャビアの材料としては、日本ではダンゴウオ、ニシン、トビウオ、タラなどの卵が、ヨーロッパではコイやタラの卵が用いられています。本物に 比べて15~20分の一位の値段だそうです。 本物と偽物の区別の方法の一つは卵膜の硬さをみることだそうです。本物は舌触りが軟らかく、とろけるような感じで、偽物はプチプチしていて卵膜 がかたいそうです。