超音波を出すサル、マーモセット

サルの一種にマーモセットというのがいます。ポケットモンキーとかキヌザルとも呼ばれています。中米から南米にかけてすむ小型のサルです。 大型のものは尾の長さも含めて50センチのものもいますが、普通は20センチ程度です。ピグマーモセットなどはせいぜい15センチしかない超小型 種です。 木の上を中心に暮らし、チッチッとかキッキッとか鳴きあうマーモセットですが。注目すべきはこの鳴き声です。威嚇や仲間との合図などと考える のが普通ですが。この鳴き声が実は超音波を含んだ声だというのです。 彼らが発生する超音波はもちろんサルの種類によって異なります。例をあげれば、コモンマーモセットが80ヘルツ以上、ジェオフロイタマリンが60ヘルツ 以上。とこの程度までは調査されています。しかし、彼らがどんな時に超音波を出すかはまだ推測の域を脱していません。 考えられているのは、餌である昆虫をとらえる時や、身に危険が迫った時の仲間同士の連絡などが挙げられます。 また、昆虫の中には超音波を発生する種類もいます。だから超音波を発する昆虫をとらえる時に自分も超音波をだし相手の居場所を逆探知 するのではないだろうかといわれています。 そうはいうものの、未だ謎に包まれている動物です。