不潔な匂いをごまかすためだった香水

夏は蒸し暑く、冬は逆に寒い、この風呂にはいらずにはいられない日本の気候が日本人の風呂好きを定着させたといわれています。そのせいで 銭湯という世界にもまれなお風呂文化を築き上げたともいえるでしょう。 一方、欧米にはシャワーの習慣があります。寝る前にシャワー、仕事終わりにシャワーなどなど。 しかし、西洋人がこんなに清潔好きになったのは近年のこと。それ以前は信じられないくらい不潔だったといいます。 例をあげれば男性の場合、下着の洗濯は3カ月に1度だけ、石鹸を全く使わない洗濯でした。これは民衆だけではありませんでした。貴族や王族 も同様で、ある貴族の婦人は、自分の夫のことを「腐った肉のように臭い」と言っています。 また、ルイ14世のベッドには愛人とともにシラミまで住み着いていたそうです。 こんな不潔な体をしていれば、他の臭いでごまかすほかはありません。香水を使用することが急速に広まっていきました。 ヨーロッパでの香水の大流行の裏にはこんなくさーい話がかくされていたのでした。