氷温とパーシャルフリージングのちがい

食品を低温で運搬したり保存したりするときに、温度によってクーリング(冷却)、チルド(冷蔵)、フローズン(冷凍)の違いがあります。 クーリングは5℃以上、チルドは0~5℃前後、フローズンは氷点下18℃以下となっています。 チルドは冷凍すると品質が落ちやすい牛肉のようなものに利用され、輸入肉はチルド輸送されることが多いです。 これに新しく参入してきたのが氷温とパーシャル・フリージングです。 氷温は0℃から食品が凍る直前までの温度帯のことです。食品が凍る温度は食品によって違っていて、野菜類は氷点下1℃で、肉や魚は氷点下 2~3℃、これ以下ではほとんどの食品が結氷してしまいます。 食品を氷温下に保存すると、冬眠状態が維持できるので鮮度が落ちずに保存期間を延ばすことができ、商品によっては熟成や発酵が進んで風味 を高めることができます。 冷蔵庫でも従来の冷凍室(氷点下18℃前後)、冷蔵室(3~5℃)、野菜室(6~8℃)のほか氷温室(6~8℃)のほかに氷温室の機能をもったも のが発売されています。 一方、パーシャル・フリージングは微凍結法ともいい、氷点下3℃前後の温度で保存する方法です。この温度では生鮮魚肉だと細胞の外液が少し 凍る程度、イワシやアジでも一週間くらいが鮮度が保てます。しかも、回答の手間も省けるので便利です。